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2019年5月17日(金)14:00~16:00 開催 場所:一橋大学 学術総合センター2階 一橋講堂(東京都千代田区一ッ橋2-1-2)

山下一仁研究主幹 講演会 「世界を揺るがす通商問題ートランプ、TPP、米中、日米、ブレグジット&農業ー」

 キヤノングローバル戦略研究所の山下研究主幹が、「世界を揺るがす通商問題―トランプ、TPP、米中、日米、ブレグジット&農業―」というテーマにて、講演を行いました。

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左から、福井理事長、山下氏

プログラム: ProgramPDF: 279KB

講演資料: 「世界を揺るがす通商問題―トランプ、TPP、米中、日米、ブレグジット&農業―」PDF: 2.82MB

テーマ概要

 以下の世界の通商問題について、ともに考える。

 トランプ政権はこれまでの米国の政権とも共和党の伝統的な主張とも異なる通商政策を展開し、世界の通商を大きく揺るがしている。この通商政策の特徴は何か。これに対して自由貿易を主張してきた共和党の議員や党員が反対しないのはなぜか。2018年中間選挙での民主党勝利はトランプ政権の通商交渉に変更をもたらすのか。来年の米大統領選挙に通商問題はどのように影響を及ぼすのか。

 オバマ政権がTPP交渉を始めた戦略的な理由は何か。これと現在行われている米中貿易戦争の関係はないのか。日本がTPP11に舵を切った理由は何か。TPP11や日EU経済連携協定と日米通商交渉との関係は?日米通商交渉を巡る両国の交渉ポジションは?日本はまたアメリカに譲歩させられるのか。

 米中貿易戦争が中国経済減速の原因だという見方は正しいのか。米中貿易戦争の世界経済に与える影響は、大恐慌後の近隣窮乏化政策とは何が違うのか。米中貿易戦争の本質は何か。

 ブレグジットの報道を読んでも、何が問題なのか理解できないのはなぜか。ブレグジット問題の本質は何か。イギリス議会がメイ首相の協定案を否決した理由は?ブレグジットは今後どうなるのか。

 農業問題が常に通商交渉の障害となるのはなぜか。それは農業に問題があるのか農政に問題があるのか。日本の農政と世界の農政はどのように違うのか。なぜ日本の農政改革は進まないのか。世界の潮流は小農保護だとする主張は正しいのか。

山下 一仁 略歴

 キヤノングローバル戦略研究所(CIGS) 研究主幹

 1955年岡山県笠岡市生まれ。77年東京大学法学部卒業、農林省入省。82年ミシガン大学にて応用経済学修士、行政学修士。2005年東京大学農学博士。農林水産省ガット室長、欧州連合日本政府代表部参事官、農林水産省地域振興課長、農村振興局次長などを歴任。08年農林水産省退職。同年経済産業研究所上席研究員。09年キヤノングローバル戦略研究所研究主幹。

 著書に、「いま蘇る柳田國男の農政改革」新潮社18年、「2025年 日本の農業ビジネス」講談社17年、「TPPが日本農業を強くする」日本経済新聞出版社16年、「バターが買えない不都合な真実」幻冬舎16年、「日本農業は世界に勝てる」日本経済新聞出版社15年、「農協解体」宝島社14年、「日本の農業を破壊したものは誰か~農業立国に舵を切れ」講談社13年、「TPPおばけ騒動と黒幕」オークラnext新書12年、「農協の陰謀」宝島社新書11年、「環境と貿易」日本評論社11年、「農業ビッグバンの経済学」日本経済新聞出版社10年、「企業の知恵で農業革新に挑む」ダイヤモンド社10年、「亡国農政の終焉」ベスト新書09年、「フードセキュリティ」日本評論社09年、「農協の大罪」宝島社新書09年、「食の安全と貿易」日本評論社08年、「国民と消費者重視の農政改革」東洋経済新報社04年など。


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