2015年外交・安保カレンダーの最近のブログ記事

今年は戦後70周年、予想通り、近隣国だけでなく欧米諸国からも関連発言が相次いでいる。それ自体に驚きはない。驚くのは、中韓よりも誰よりも、70周年首相談話に「特定の語句」が入るか、入らないか、入らない場合の外交的悪影響如何、などと議論の流れを設定しようとしているのが日本のマスコミであることだ… 全文を読む
今週のハイライトはイラク中部のティクリート攻防戦だ。3月6日現在、イラク軍・治安部隊は北西、北東、南および南西方面からISが支配する同市を包囲しつつある。ティクリートといえばサッダーム・フセインの故郷であり、外務省の故奥・井ノ上両氏が2004年凶弾に倒れた地域でもある。近い将来ここは壮絶な… 全文を読む
今週は長年米国の対中東政策を見てきた者にとって信じ難い現象が起きている。総選挙直前のイスラエル首相が共和党下院議長の招待に応じて訪米し議会演説を行うが、オバマ大統領はこれに反発して首脳会談を行われないのだから。 確かに選挙直前の訪米はタブーかもしれないが、イスラエルのリクードと米国の共和党… 全文を読む
先週、「戦後70年談話」に向けての有識者会議のメンバーが発表された。正式名称が「20世紀を振り返り21世紀の世界秩序と日本の役割を構想するための有識者懇談会」とは発表時に初めて知ったが、筆者を除くメンバー15人は多士済々である。 〇欧州・ロシア 28日はギリシャのBailout(緊急融資に… 全文を読む
今回からシリアとイラクで問題を起こしている連中を「IS集団」と呼ぶことにする。考えてみたら、「イスラム国」などという呼称自体、全く適切ではなかった。イスラムに対しても、普通の主権国家に対しても、失礼極まりないと思うからだ。 不思議なことに、この極悪非道のIS集団に関する書物が今書店に氾濫し… 全文を読む
「イスラム国」人質事件の悲劇から一週間が経った。筆者の最大の関心は日本がこの事件から如何なる教訓を学ぶかだ。検証委員会が立ち上がり、対外諜報機関についての議論も始まりそうだ。「安倍責任」でも「自己責任」でもない、「邦人保護」、「危機管理」のための具体的措置とその基本的人権との関係などを国会… 全文を読む
「イスラム国」人質事件は名実ともに日本版の9.11となった。二人の同胞が中東アラブの地で散った。中東屋の筆者にとっては決して他人事ではない。改めてお二人に対し心から哀悼の意を表したい。 今後二人については様々なことが書かれるだろうが、いかなる理由があるにせよ、見知らぬ中東の地で一人、それも… 全文を読む
恐れていた事態が遂に起き、一日遅れとなった原稿を今ジャカルタで書いている。「イスラム国」人質事件は日本版の9.11となるだろう。これは戦後一貫して平和と安定のため経済・人道援助を続けてきた日本人の生き様に対するあからさまな挑戦だ。湯川遥菜氏に心から哀悼の意を表すると共に、残る後藤健二氏の無… 全文を読む
ペギーダ(PEGIDA)というドイツの極右団体をご存じか。筆者の専門ではないが、ドイツ語のPatriotische Europäer gegen die Islamisierung des Abendlandesの略だそうだ。「西洋のイスラム化に反対する欧州愛国者」などと訳される。欧州での… 全文を読む
日本では今週末に民主党の代表選挙がある。去年の総選挙で自公与党が大勝したせいか、どうも盛り上がりに欠ける。新年早々フランスでイスラム過激派連続テロが起きるなど今年は波乱含みだ。健全で政権担当能力のある野党の登場を望みたい。 〇欧州・ロシア 11日のテロ追悼大行進で欧州は団結したのか。実際に… 全文を読む

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