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新着情報

  • 2019.04.22

    【数字は語る】年金「財政検証」の鍵:経済前提シナリオに見る実現確率の低い"想定"

    小黒 一正

     国民年金法・厚生年金保険法において、政府は少なくとも5年に1度、年金財政の健康診断に相当する「財政検証」を実施し、その内容を公表することが義務付けられている。2019年は実施年である。  今年3月に、厚生労働省の社会保障審議会年金部会が開催され、「年金財政における経済前提について」の報告および参…  全文を読む

  • 2019.04.15

    平成経済の回顧

    岡崎 哲二

     約30年間に及んだ平成の時代が終わりを迎えようとしている。平成元年に大学でテニュア付き(終身雇用)の職を得た筆者にとっては特に感慨が深いものがある。  平成元年の日本経済はいわゆるバブル景気のピーク近くにあり、そのため、平成を回顧するテレビ・新聞等の特集では、平成の経済をバブルから「失われた10…  全文を読む

  • 2019.04.12

    最後にどうなるブレグジット - 三度目の採決はどうなる? -

    山下 一仁

    英国は正気に戻れるか  ブレグジットについては、英国議会の動向が主として報じられてきた。EU離脱強硬派、メイ首相がEUとまとめた協定案に近い穏健な離脱派、EU残留派、イギリス本土と同一の扱いを主張する北アイルランド地域政党など、議会内に多様な意見があってまとまりにくい上、メイ首相にこれを調整する政…  全文を読む

  • 2019.04.12

    厚生労働省新HTA制度 第7回 続・医薬経済学から見た価値と価格の関係

    鎌江 伊三夫

    ~財政インパクト,不確実性,そしてVBP の国際標準にどう対処するか~  この「厚生労働省新HTA 制度」シリーズ論文は、厚生労働省中央社会保険医療協議会(中医協)による費用対効果評価(いわゆるHTA(医療技術評価))の解説と論評を行っている。新制度は2016年4月よりの試行的導入を受け、2019…  全文を読む

  • 2019.04.11

    財政再建と医薬品産業の競争力両立へ:薬の有用度別に自己負担割合設定を

    小黒 一正

    薬価制度は、国内医薬品産業のイノベーション推進にも配慮したものにすべきだ。  筆者は本連載第37回(3月12日号)で、「医療版」マクロ経済スライドについて語った。今回は薬価制度について提言をしたい。少子高齢化や人口減少が進む中、低成長の日本経済が抱える最も重要な課題は「財政再建と成長の両立」だが、…  全文を読む

  • 2019.04.10

    未来が見えない「大学という病」

    小林 慶一郎

     今月号の特集テーマでもある「文系と理系」「大学」について思うところを書きたい。まずは、理系と文系の人材の固定化の問題である。  筆者は、大学院まで理系で数理工学を学び、修士号取得後に通商産業省に事務官(文系職)として1991年に入省した。当時は理系から文転就職する人間は限られていた。多少は風通し…  全文を読む

  • 2019.04.15

    新元号「令和」に思う

    宮家 邦彦

     1日、新元号が発表された。たまたま当日は朝から夜の講演用スライド作成に没頭しており、「令和」に決まったことは職場の同僚から聞いた。  新元号は国民の好奇心の的だったが、多くは「令和」に好意的なようだ。それでも巷(ちまた)の報道ぶりは異常で、街には号外が飛び交い、テレビでは特別番組が続いたが、メデ…  全文を読む

  • 2019.04.02

    【ポストINF全廃条約】再配備で均衡模索か

    神保 謙

     今年2月に米国は中距離核戦力(INF)全廃条約からの離脱を通告し、ロシアも同月条約の義務履行停止を決定した。1987年に米ソ二国間で締結された条約は、互いの射程500~5500キロ・メートルの地上発射型弾道・巡航ミサイルを全廃することを定めた。特定の兵器体系を全廃した成果から、核軍縮交渉の金字塔…  全文を読む

  • 2019.04.02

    内政に明け暮れる米国

    宮家 邦彦

     ロシアゲートを捜査する米国のモラー特別検察官が先週金曜日、最終報告書をバー司法長官に提出。24日、同長官は議会に概要の書簡を送り、「特別検察官は2016年米大統領選でのトランプ陣営とロシアの共謀を認定しなかった」と明らかにした。トランプ大統領は早速、記者団に、「共謀や司法妨害はなかった。完全に無…  全文を読む

  • 2019.03.19

    インド太平洋は戦略空間か

    宮家 邦彦

     筆者が本コラムで「自由で開かれたインド太平洋戦略(FOIP)」につき書いたのは9カ月も前のことだ。爾来(じらい)日米両政府は盛んにFOIPの重要性を強調するが、日米豪印にとってFOIPとは一体何なのか。アジア太平洋に新たな戦略空間は存在するのか。これに対する中国の対応はどうか。あれから1年以上も…  全文を読む

  • 2019.03.05

    AI時代のシンクタンク

    宮家 邦彦

     第2回米朝首脳会談の結果はどうせ見えている。されば、より重要と思うことを書きたい。先週、米サンフランシスコ郊外で人工知能(AI)とシンクタンクに関する興味深いフォーラムが開かれた。筆者の属するキヤノングローバル戦略研究所(CIGS)は、同会合を共催するとともに研究者を2人派遣した。ここでは彼らの…  全文を読む

  • 2019.03.04

    国際平和協力を賢く活かす:豪州の取り組みを参考に

    本多 倫彬

    国際貢献と国際平和協力  国際平和協力、平たく言えば国連PKOなど、国際的な平和のための取り組み(以下、平和活動)に自衛隊を派遣することについて、かつてない逆風が吹いている。  自衛隊の海外派遣は、冷戦が終結した1990年代初頭に、湾岸戦争やカンボジア内戦などの戦争・紛争に世界中の目が向けられる中…  全文を読む

  • 【人類世の地球環境】地球温暖化問題はアフォーダブルな技術で解決する

    杉山 大志

     地球温暖化は「生活型環境問題」であって、いわゆる典型七公害(大気汚染、水質汚染、土壌汚染、騒音、振動、地盤沈下、悪臭)とは違う、という言い方がされる。確かに、規制側から見るとこの分類は当たっている。典型七公害は、主に事業者を規制すれば片付く問題であった。これに対して、CO2 は経済のあらゆる主体…  全文を読む

  • イノベーション、経済成長、環境技術

    杉山 大志

     イノベーションとは何か、経済成長とは何か。環境技術とは、どのようにすれば生まれるのか。その為の政府の役割は何か?セザー・ヒダルゴの「経済複雑性」理論を紹介し、政策の在り方を論じよう。 1. 経済成長とは何か?  経済学者は経済がなぜ成長するのか良く分かっていなかった。資本が蓄積され労働が投入され…  全文を読む

  • 【合理的環境主義者の視点】軍事技術と環境技術

    杉山 大志

     国際的に、軍事技術の移転は規制される一方で、環境技術の移転は促進されている。つまり政策の向きは真逆である。だがどちらも技術移転を扱うという点では共通であり、実際に、同じ技術が両方の対象になることもある。では、軍事技術の規制から、環境技術の開発・移転について何か学べないだろうか? 浮かび上がるのは…  全文を読む

  • 【人類世の地球環境】裾野の広い製造業基盤が温暖化問題を解決する

    杉山 大志

     どのような温暖化対策技術であっても、温暖化を直接の目的とはしない、多様な技術を組み合わせて利用することで作られる。そこでは、何らかの①部品・材料が用いられ、②加工され、③計測されて、④計算機が援用される。以下にいくつか見てみよう。  ① 部品・材料  風力発電機は、多くの部品からできている。それ…  全文を読む

  • 温暖化問題へのソリューションを提供する日本

    杉山 大志

     日本は世界にどう貢献するのか。G20に向けた議論がなされている。検討は多岐にわたるが、温暖化問題についてはどうすればよいか。  過去の環境問題は、アフォーダブルな(=受容可能なコストでの)技術の開発によって解決してきた。発電所・化学工場等のSOx等の排煙は、排煙脱硫装置によって解決してきた。自動…  全文を読む

  • IPCC、1.5度特別報告書-政策決定者向け要約から-

    杉山 大志

     標記報告書が10月6日にIPCC総会で採択された。本稿はその「政策決定者向け要約(SPM: Summary for Policy Makers)」の解説である。なお筆者は著者の一人として同報告書に寄与したが、本解説はその立場を離れて、一研究者として、日本の読者の理解促進のために書くものである(本…  全文を読む

お知らせ

  • 2019.03.13更新第11期定時評議員会・第21回理事会合同会議を開催
    しました。
  • 2019.01.29更新「研究領域・テーマ(2019年)」を更新しました。
  • 2018.11.02更新臨時評議員会を開催しました。
  • 2018.11.02更新第20回理事会を開催しました。

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