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「語られざる中国の結末」

「語られざる中国の結末」

  • 著者 宮家 邦彦
  • 出版社 PHP研究所
    ISBN 9784569815466
    価格 本体 760円+税
    発行 2013年10月初版

     本書は著者がものした初の外交評論である。経済成長とともに未曾有の規模で軍拡を続け、周辺国を脅かす中国。しかしそもそもなぜ、中国は沖縄の領有権にまで触手を伸ばし、「第一、第二列島線」なる概念で、米国の影響力を排除しようとするのか。
     著者はそこにアヘン戦争以来、「西欧文明の衝撃」から逃れられない巨大国家のトラウマをみる。いま中国が地球規模で米国と張り合わずとも、ユーラシア大陸の東半分と西太平洋で勢力圏を回復できればよい、と考えるなら、東アジア、西太平洋における米中衝突の可能性は消えない、というのがその見立てだ。
     すでに目にみえない「サイバー戦」というかたちで衝突は始まっている。戦線が拡大し、米中が正面から激突する「第二次東アジア戦争」が起こったとき、その敗者はどちらになるのか。その後、中国はいかなる変容を遂げるのか。そこで描かれるのは「中国統一・独裁温存」から「中国漢族・少数民族完全分裂」という7つの精緻なシナリオだ。
     著者はいう。「東アジアのパワーシフトを強かに生き残り、新たなる国際秩序の主導権をわが国が握ったとき、真の意味で第二次大戦は『歴史』になる」。はたして日本はこの変化を千載一遇のチャンスにできるのか。そのために行なうべきは何か。日本の中国専門家たちが誰も語らなかった衝撃の中国論。
    (Amazon紹介ページより引用)


    内容例

    第四次グレートゲーム/驚くべき『人民日報』掲載論文/「核心的利益」に一喜一憂するな/改革開放政策も最終回答ではない/中国社会に「絶対唯一神」は不要/優秀なエコノミストほど「政治音痴」/国有企業幹部六人が中央委員/グーグル社と中国政府の確執/米国が恐れる中国版「真珠湾攻撃」/「第二次東アジア戦争」は短期戦?/日米同盟の「不都合な真実」/「保守の進化」が日本の命運を分ける


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