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2018.09.20

米中貿易戦争の行方と日本-本質は逆自由貿易協定で漁夫の利も-

金融財政ビジネス 2018年9月6日掲載

  • 山下 一仁
  • 研究主幹
    山下 一仁
  • [研究分野]
    農業政策・貿易政策

 米トランプ政権が成功モデルとして考えた過去の対日交渉のやり方は、同盟国ではない中国には通用しなかった。トランプ大統領が交渉目標とする貿易赤字の解消は、中国に一方的に譲歩させるだけのものとなるので、中国は受け入れない。また、中国に要求している知的財産権の保護や投資に際しての技術移転要求の禁止も、国際貿易機関(WTO)で規定されていない。日本は当事者ではないが、環太平洋連携協定(TPP)参加国を拡大し、米もTPPに復帰すれば、知的財産権や投資も含め高いレベルの規律を中国に課すことができるだろう。米中貿易戦争は両国間の貿易の関税を引き上げるというものであり、第三国は今まで通り両国に輸出でき、世界経済に与える影響は限定される。結局、両国の産業が困り、日本の自動車、ブラジルの大豆のように、第三国の産業は利益を受ける。・・・


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米中貿易戦争の行方と日本-本質は逆自由貿易協定で漁夫の利も-PDF:521.3 KB

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